サンパウロのブラジル人DFロドリゴ・カイオは、買い取りオプションつきレンタルでアトレティコ・マドリーへ移籍することが合意に達したようだ。スペイン『アス』などが報じている。
カイオは当初バレンシアへの移籍が確実視されていた。バレンシアは先月15日にサンパウロとの合意を発表し、同選手は26日にメディカルチェックのためバレンシアに到着。だが29日には「様々な問題を考慮して」獲得取りやめを決めたとバレンシアは声明を出した。
バレンシアとの破談の翌日にはアトレティコ入りが確実になった模様だ。カイオは30日にアトレティコ加入のためのメディカルチェックをパスし、1日には契約のサインを行う見通しだと伝えられている。
バレンシアが獲得取りやめを決めたのはメディカルチェックにより左ヒザの負傷、あるいは右足の古傷が問題視されたためだと見られていたが、最終的にバレンシアとサンパウロが条件面で合意できなかったためとの見方もある。
レンタル終了後にアトレティコが完全移籍でカイオを獲得する際の金額は1250万ユーロ(約17億円)前後になる模様。センターバックあるいは中盤でプレーする同選手を、アトレティコはポルトガル代表MFチアゴ・メンデスやスペイン人MFガビの長期的な後継者と考えているのではないかと見られる。
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