ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、今週土曜日10月18日にメトロポリターノで行われるオサスナ戦に向け、全選手が揃って参加できる完全なトレーニングをわずか1回しか持てない状況です。
この試合では、FIFAインターナショナルマッチウィークで各国代表に招集された約12人の選手たちの疲労を考慮し、ローテーションを行う計画を立てています。代表戦明けによく見られるように、今回もシメオネ監督は、この2週間マドリードに残って練習を続けていたメンバーを中心にした布陣を組む見込みです。
もっとも、全員を入れ替えるわけではありません。チームの中には、重要な存在感を持ち、試合を休ませることができない選手もおり、彼らには今週末も出場の機会が与えられるでしょう。
さらに、先発メンバーの選定において重要な要素となるのが、アトレティコがこの試合のわずか3日後に行うチャンピオンズリーグ、アーセナル戦の存在です。そのため、シメオネ監督はオサスナ戦で一部ローテーションを行うことを検討していると見られます。
ジョニー・カルドーソは、火曜日の練習で負傷した際に痛めたのと同じ足首を再び打撲しており、木曜日の練習にも合流できませんでした。そのため、引き続き欠場が濃厚です。また、クレマン・ラングレも前節セルタ戦(1-1)での退場による出場停止で不在となります。
一方、ホセ・マリア・ヒメネスはリビアでの親善試合で復帰を果たしており、6月20日のクラブワールドカップ以来公式戦に出ていないものの、招集メンバー入りする可能性があります。確実にメンバー入りすると見られるのはティアゴ・アルマダで、彼はインテル・ミラノとの親善試合で45分間プレーし、今週土曜日の実戦復帰に向けて調整を済ませています。
10月16日(木)の練習では、正式な紅白戦こそ行われなかったものの、複数の選手を入れ替えながら戦術練習が実施されました。最初の組では、ジョレンテ、プビル(ル・ノルマンはスペイン代表戦出場後のため軽めの調整)、カンテラの選手、ハンツコ、アルマダ(のちにギャラガーと交代)、コケ、バリオス、グリーズマン、セルロート、ラスパドーリが配置されました。
次の組では、ジョレンテ、プビル、ハンツコ、ルッジェーリ、バリオス、コケ、アルマダ、ラスパドーリ、グリーズマン、セルロートという構成でした。
このことから、ハンツコがセンターバックで起用され、ルッジェーリが左サイドに入ること、アルマダが左インサイドハーフの位置に入る可能性が高いこと、そしてコケとグリーズマンは引き続きスタメンを維持する見通しであることがうかがえます。
さらに、ル・ノルマンが守備中央に入り、ジュリアーノが右インサイドで先発、フリアン・アルバレスが最前線に立つ可能性が高いと見られています。
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