リーノとサウール・ニゲス、フラメンゴ勝利の明暗

フラメンゴはカンピオナート・ブラジレイロ第19節でミラソルに2-1で勝利し、暫定的に首位を維持しました。得点はレオ・ペレイラとゴンサロ・プラタによるもので、フィリペ・ルイス監督率いるチームにとって、ブラジル杯でアトレチコ・ミネイロにPK戦の末敗退したショックを払拭する大きな勝利となりました。

この試合、メンガォンは立ち上がりからマーケットの大型補強であるリノとエメルソン・ロイヤルの2人に出場時間を与えたものの、実際にはかなり苦しむ展開となりました。ミラソルは試合の大半で攻め続け、73分にMFガブリエウの得点で1点を返しましたが、それ以前にレオとプラタがゴールを決めていました。

サム・リーノはこの試合の「明」の存在でした。アトレチコ前所属のリーノはフル出場し、非常に積極的なプレーを見せ、左サイドからのクロスでレオ・ペレイラのヘディング弾をアシスト。これが彼にとって初のゴールアシストとなり、試合を通して存在感を高めました。

一方、「暗」となったのはサウールでした。ブラジル加入以来、いまだ先発出場はなく、この試合も90分間ベンチで過ごしました。2028年まで契約を結んでいるサウールですが、中盤には競争相手が多く、徐々にコンディションを上げてポジションを勝ち取っていく必要があります。