先週のオサスナ戦の勝利よりアトレティコ・マドリーには再び平穏な空気が流れるようになった。サルバとフェルナンド・トーレスがゴールを決め、GKのレオ・フランコを中心に手堅い守りを見せたセサル・フェランド率いるアトレティコ・マドリーは再びヨーロッパカップ戦圏内に入ってきた。特筆すべきは彼らのホームスタジアム、ビセンテ・カルデロンでの成績である。ここに乗り込んでくるチームは、アトレティコからポイント奪取はほぼ不可能。アトレティコは22ポイント中17ポイントをここで稼いでおり、この成績はバルセロナ、サラゴサに次ぐ3番手の成績である。
次にビセンテ・カルデロンにやって来る相手はデポルティーボだが、この試合はアトレティコのホームでの本当の実力を見る良い機会となる。デポルはここまでアウェイで1度しか負けておらず、決められたゴールも7ゴールと抜群の成績を見せている。更にその次はレアル・マドリーとのダービーマッチも控えている。彼らにとっては正念場と言えそうだ。
22ポイント中17ポイントがホームの成績ということは、アトレティコはアウェイでたったの5ポイントしか取れていないことを意味している。今週末はアスレティック・ビルバオとの試合が敵地サン・マメスで行われるのだが、その試合を前にF・トーレスは「僕達はビルバオで勝利を挙げ、アウェイでの2勝目を飾らなければいけない。僕らは今6位にいるがこの試合に勝ってもっと順位を上げたい」と14試合で7ゴールのエースは語った。
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