アトレティコ・マドリーが、リヨンに所属するフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットの獲得を目論んでいる。12日付けのスペイン紙『マルカ』が報じた。
未成年選手の獲得および登録に関する規定違反があったとして、今冬の移籍市場での補強が禁じられていたアトレティコ・マドリー。処分は今夏のマーケットにも適応される予定だが、同クラブは控訴しており、今後の判決次第では夏の補強が可能となる。
同紙によれば、同クラブは補強禁止処分が解除された場合にリヨンのラカゼットの獲得を目指す可能性が浮上しているようだ。
アトレティコ・マドリーは2015年夏に同選手の獲得を試みたが、リヨンの首脳陣がこれに待ったをかけた。2014-15シーズンにリーグ・アンで27ゴールをマークした同選手は、昨シーズンも21ゴールを挙げており、チームの絶対的エースとなっている。
一方で、同選手とリヨンの契約は2019年6月までとなっており、将来に関して決断の時が迫っているのも事実。今シーズンすでに22得点を記録し、パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディソン・カバーニに次ぐ得点ランキング2位につける活躍を見せているストライカーには、アトレティコ・マドリーのほかにアーセナルなどが興味を示している。
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