フェルナンド・トーレスが、5日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節バレンシア戦をスタンドから観戦したようだ。同日付のスペイン紙『アス』などが報じている。
トーレスは2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節デポルティーボ戦で相手選手と衝突し、落下した際に頭部を地面に強打。意識を失ってすぐさま病院へ救急搬送された。検査の結果、大事には至らず、翌3日には退院していた。
同紙によると、トーレスはアトレティコ・マドリーの本拠地・ビセンテ・カルデロンで行われたバレンシア戦に来場。スタンドから笑顔で同試合を観戦する様子がテレビカメラなどで映し出された。
アトレティコ・マドリーのサポーターは、トーレスの背番号「9」にちなんで試合開始9分に同選手の名前をコール。「カルデロンは君を必要としている。強くあれ、トーレス」と書かれた横断幕で復帰へのエールを送った。
なお、試合はアトレティコ・マドリーがフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの2ゴールなどで3-0と快勝。また同紙は、トーレスが今週中にもトレーニングを再開するのではないかと報じている。
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