21日、ホームでヌマンシアを退けたアトレティコ・マドリー。この日の勝利を呼ぶゴールを決めたのは、センターバックのパブロだった。
パブロは、192センチの長身を生かした空中戦での強さと、さらにその身長には不似合いな細かいステップを駆使して、1対1の場面で粘り強い守備を披露する。そして、この日はついにゴールまで奪って見せた。
試合後パブロは、「ヌマンシアはゴール前で良い守りを見せていた。その守備を崩すのは容易ではなかった。しかし、先制ゴールによってわれわれのプレーは向上して勝利を得ることができた。ここ最近、私は良い運に恵まれている。これからも攻撃参加に挑戦していきたいと思う。しかしながら、守備を第一にするのは言うまでもないことだ」と語った。
今季開幕前に、フェランド監督とともにアルバセテからアトレティコにやってきたパブロ。開幕から周囲の期待に応えた彼は、17日に行われたイングランドとの親善試合ではついに代表デビューを果たした。アトレティコでは、F・トーレスに次ぐスペイン代表選手の輩出とあって、パブロにかかる期待は今後より一層大きくなっていきそうである。
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