レジェス「監督を侮辱なんてしてない。問題は全て解決した」

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対バルサ戦で途中交代をアギーレ監督から命じられたレジェス。明らかに交代の時は怒りを露にしていたがレジェス本人は、「全て解決した。問題はない。あるとすればメディアが騒いでいるだけ。監督を侮辱するような言葉は吐いてない。交代の時の映像で僕の口元を見てもらえば分かるが僕が言ったのは自分に対する‘畜生’で監督に対してではない」と説明した。

「監督ともチームの仲間とも問題はなにもない。その反対で今はこれまでにない団結がある。もちろん交代の時は気分がいいわけない。どの選手も理由があるないにかかわらず交代は嫌だね」と付け加えた。DFエレルがレジェスのとったリアクションはベンチに居た選手たちに対して失礼だとする発言に対して、「エレルは大げさに表現したよ。チームのみんなと話したけど誰でも交代の時は気分が悪いって言っていたよ」とプロ選手として普通だと語る。

「何日か前にはマキシ・ロドリゲスも同じような言動をとった。サッカー選手はみんな交代させられるのが嫌なもの。監督、仲間とはもう問題ないしそれが一番大事」とレジェスは言う。

「交代は監督が決めるもの。当たりか当たりじゃないかの問題ではない。大事なのは決定を敬うこと。確かに僕の調子はよくなかった。でも誰もカメラのことなんて意識していない。唯一考えるのはチームが負けていて、チームを助けようという事だけ。バルサに勝てなかった。自分達よりも力が上だった。それが怒りだった」とコメントした。

 レジェスにとってA・マドリーでレギュラー獲得は至難であるという。「最初の3試合は控えだった。その後、監督の信頼をつかめるように練習に励んだ。やっと試合に出られると思ったら交代させられる。頑張ったのに代えられる。それが一番辛かった。でもこれからもレギュラー定着のため、90分間使われるように頑張るしかない」と気持ちを切り替える。

「ほとんどチームでプレシーズンに調整ができなかった。最初は試合にでられなかった。その後3試合に出たけど、3勝した。そんなに悪くもない。だって4試合中3試合勝ったからね」と付け加えた。右サイドで使われることについては、「それは監督が決めること。左利きだから中に切り込んでシュートも打てる。試合に出られればどこでもいいよ」だそうだ。

 同じポジションにはルイス・ガルシア、シモン、マキシ・ロドリゲスがいるが、「レベルの高い選手が揃っているというのは良いこと。特に練習の時に手を抜くことはないからね」と熾烈なポジション争いも乗り越える勢いだ。今後のA・マドリーについては、「調子を維持する事が大事。集中して僕達の力を発揮する事。これからビジャレアル、サラゴサ、セビージャ強敵との対戦があるけど、今シーズンは上位に入れるってことを証明したいね」と自信をみせる。

 UEFA杯ではパナシナイコス、コペンハーゲン、アベルデーン、ロコモティフ・モスクワが同組になったが、「全て厳しい試合になると思う。でも集中して試合に入ればリーガ突破は問題ないと思う。でもしっかり勝たなくてはならない」とコメントを残した。

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