セルヒオ・アグエロの代理人事務所であるIMGは、彼に設定された違約金3600万ユーロ(約60億円)が2つの状況を引き起こすと考えている。1つは、ヨーロッパの多くのクラブが、素晴らしいパフォーマンスを見せている彼の獲得を検討すること。そしてもう1つは、現在の所属クラブであるアトレティコが彼の価値を見直し、契約内容の改善によって他クラブへの移籍を防ぐことだ。
彼の代理人の1人であるマキシ・ロ・ルッソ氏は、“クン”の現状について「マルカ」に語ってくれた。「我々は落ち着いているよ。時間はたっぷりある。まだシーズンは始まったばかりで、現在はクラブとの連絡を保っている。クラブとの関係は素晴らしいよ。セルヒオはプレーし続け、全力を尽くさないといけない。それ以外のことは、そのうちわかるだろう。現在の彼を考慮した場合、その違約金が低すぎるとは思わない。が、並外れて高いわけでもない。我々はアトレティコ契約更新を検討していると予想しているよ」。
一方アトレティコ側は、“クン”の未来について多くを語ろうとはしていない。「トーレスの時のような“メロドラマ”は始めたくない。何か動きがあれば公表するが、今は彼をそっとしておきたい。何も起こらないうちは、私から出てくる情報はない。新たな動きがあった際は公表するつもりだ」と語ったエンリケ・セレソ会長は、アグエロがメディアの標的になるのを避けたがっている。それが彼のパフォーマンスに悪影響を及ぼすと考えているからだ。
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