イングランド代表DFキーラン・トリッピアーは、「夢である」マンチェスター・ユナイテッド移籍を最後まで待つつもりのようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。
2019年にアトレティコ・マドリーに加入し、昨季はラ・リーガ制覇も達成したトリッピアー。今夏はイングランド代表としてEURO(ユーロ)2020でも活躍した30歳DFだが、マンチェスター・Uへの加入を熱望しているという。
『テレグラフ』によると、家族がいまだイギリス北西部に住んでいるトリッピアーは、アトレティコとの契約が最終年に突入している模様。そして、今夏の移籍市場終了までにマンチェスター・Uへの移籍を目指しているようだ。
なおマンチェスター・Uは、ジェイドン・サンチョとラファエル・ヴァランの獲得にすでに1億2000万ポンド(約183億円)を投じている。そのためトリッピアー獲得の前に、選手売却が必要なようだ。しかし選手側は、クラブが資金調達と賃金削減が必要なことも理解しており、たとえ移籍が保証されなくとも、今後数週間のうちに状況がどうなるかを落ち着いて見守るつもりだという。
また同メディアによると、オーレ・グンナー・スールシャール監督はサンチョらイギリス系選手が複数在籍する中、トリッピアーもその中に加わってほしいと考えている模様。現在右サイドバックのレギュラーを務めるアーロン・ワン=ビサカには攻撃の改善余地があり、トリッピアーの存在が長期的な助けになると考えているようだ。
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