アトレティコ・マドリーによる、スペイン代表MFサウール・ニゲス(26)売却の動きが加速しているようだ。スペイン『アス』が伝えている。
2012年3月のトップチームデビューから、ラージョへのレンタル移籍を除いてアトレティコ一筋を貫くサウール・ニゲス。中盤のあらゆるポジションをこなせるユーティリティプレイヤーとして、昨季も公式戦41試合に出場、クラブ通算では337試合に出場している。2017年には9年という超長期契約を結び、クラブへ忠誠を誓ったことも話題となった。
しかしアトレティコは先日、推定3500万ユーロ(約45億8000万円)でウディネーゼからアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル(27)を獲得した。同じセントラルMFを主戦場とする選手であることに加え、クラブがストライカーの補強を進めるための資金繰りのために、サウール・ニゲスは今夏の売却候補の筆頭となっている状況だ。
ここ最近はバルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとのトレードの可能性が報じられたが、『アス』はその線は薄くなってきていると主張。同メディアはまた、アトレティコが4000万ユーロ(約52億円)程で26歳の売却を認めるのではないかと推測している。
そして、現段階でサウール・ニゲスに近づいているとされるのがマンチェスター・ユナイテッドだ。この噂は昨夏にも伝えられたが、今夏はより具体的とのことで、スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、すでに代理人のジョナサン・バーネット氏との交渉は進んでいる模様。
ユナイテッドの中盤にはMFスコット・マクトミネイ、MFドニー・ファン・デ・ベーク、そしてMFポール・ポグバと人材は豊富に揃っているが、果たして入れ替えは行われるのだろうか。
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