アトレティコ・マドリーにとって、FWジョアン・フェリックスはアンタッチャブルな存在であるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
フットボール界の未来も担える逸材と称されるJ・フェリックスは、今夏も数クラブから興味を示されている。FWアントワーヌ・グリーズマンの放出を目指しているとされるバルセロナは、MFサウール・ニゲスのトレード交渉の最中にJ・フェリックスとグリーズマンの交換も提案したとされており、それ以前にはイギリスメディアによってプレミアリーグのクラブがアトレティコとの選手トレードでこのポルトガル代表FWの名を挙げたことを報じていた。
J・フェリックスは昨季、アトレティコが極めて質の高いパフォーマンスを披露していた序盤から12月にかけて強烈な存在感を披露。ラ・リーガとチャンピオンズリーグを合わせて10ゴール3アシストを記録し、2019-20シーズンの記録(9ゴール2アシスト)を早くも塗り替えている。だがその後、システムの変更(4バックから3バックへ)、新型コロナの感染、そして負傷した右足首の痛みによって存在感を失っていき、レギュラーではなくなってしまった。
ポルトガル代表として臨んだEURO2020敗退後、J・フェリックスは右足首の手術を受けて再起を図ろうとしている。アトレティコは彼の才能、状況を逆転させて再びレギュラーの座をつかみ取り、チームを引っ張っていけると信じており、今夏に放出する考えは一切ないとのことだ。
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