反暴力委員会、カルデロンでの差別的コールに罰金は科さず

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19日のデルビーで、ビセンテ・カルデロンに集まったアトレティコ・デ・マドリーのファンがレアル・マドリーの選手に対して差別的コールをしたことが話題となっているが、スペイン政府のスポーツ上級委員会が組織する反暴力委員会は、この件についてアトレティコに罰金を科さないようだ。

アトレティコファンは、クリスティアーノ・ロナウドが途中交代する際に “¡Cristiano muérete!(クリスティアーノ、死ね!)” “¡ese portugués es hijo de puta!(そのポルトガル人はクソったれ!)”、マルセロがトマシュ・ウイファルシに対してファウルを犯した際には “¡Marcelo eres un mono!(マルセロは猿!)”というコールをした。

しかし反暴力委員会は、この件についての調査を行わず。同委員会が問題視したのは、スタンドからピッチに500mlのビール缶が5本投げ込まれたことで、これについてはアトレティコに3750ユーロの罰金を課すことを検討している。また警察沙汰の揉めごと、マドリーファンに対する侮辱、警備員の業務妨害などによって、アトレティコファンに合計3001ユーロの罰金が科される見通しだ。

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