21日(現地時間)のスペイン地元各紙は、アトレティコ・マドリーのDFでコロンビア代表のペレアの驚異的なスピードについて取り上げている。
19日のバルセロナ戦での彼の活躍は大きな衝撃をスペイン中に与えたようだ。
21日付けの地元新聞各紙は、陸上選手で100メートル走世界記録保持者ティム・モンゴメリー(アメリカ)や、元陸上選手カール・ルイス(アメリカ)やリロイ・バレル(アメリカ)の20メートル走のタイムとペレアのタイムとを比較している。
モンゴメリーは、3秒。カール・ルイスは2秒96。リロイ・バレルは2秒89。そしてペレアは2秒84と、名だたるトップアスリートたちに勝るスピードをペレアは誇っている。
19日のバルセロナ戦でペレアは、スピードと運動量においてヨーロッパでもトップレベルにあるジウリー(フランス代表)を完封。また、エトー(カメルーン代表)には試合翌日に各新聞紙が与える採点で軒並み最低点をつけさせた。
ピッチを疾走する彼の姿は、美しく野性的だ。高い注意力と冷静な性格は、クレバーなプレーをピッチで披露させる。彼のプレーを目にしたアトレティコ・サポーターの多くが、「ペレアは近い将来、必ず世界でトップのDFになる」と信じている。
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