ホセ・アントニオ・レジェスは2011年になって、ゴールとの恋愛関係を修復したようだ。2010年の彼とゴールの関係は最悪であったが、現在はゴールとのよりを戻し、アトレティコ・デ・マドリーの大黒柱と称せるほどの活躍を見せている。
昨夜のビセンテ・カルデロンでのビジャレアル戦でレジェスは、開始4分に美しい左足のミドルシュートから、スコアボードに1点目を記した。エリア手前右から内に切れ込んで放ったシュートは、GKディエゴ・ロペスが何もできない弾道でゴール左上隅に突き刺さった。このゴラッソは、カルデロンの大合唱を引き起こした。
昨夜のゴールは、レジェスにとって2011年の5ゴール目となる。キケ・サンチェス・フローレスが率い始めてから、同選手が記録したゴール数は12。つまり、その半分近くを今年だけで決めているのだ。
レジェスはゴールを決めるだけでなく、アトレティコ全体のパフォーマンスにも大きく関与する選手となっている。ビジャレアル戦では、ここ11試合で2ゴールしか決めていなかったクン・アグエロとディエゴ・フォルランのアベックゴールをも引き出した。
キケはセビージャ&アーセナル時代のようなレジェスに戻るために、欠けているのはゴールだけであるという見解を何度も示してきた。レジェスは、その課題を2011年になってようやく解決したようだ。
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