FCバルセロナのフランク・ライカールト監督は、シーズンが開幕したばかりとはいえ、ビセンテ・カルデロンで行なわれる試合に勝ちリーガ首位に立つことは、バルサにとって重要なことであると明かしている。試合前日に行なわれた記者会見では、現在アトレティコ・マドリーと同率首位にいるバルサだが、アトレティコ戦に勝って単独首位を狙うと強調。監督はチームがいいスタートを切ったことに満足の表情を見せ、さらに責任感のあるメンバー、バランスのとれたいい雰囲気を持つチームになっていると語っている。「現時点までは、チームはうまく機能している。だから今のやり方を続けていくし、大きな戦術の変更も選手の変更もない」。変更があるとすれば、ジェラールがプレーするボランチにエジミウソンが入ることだろう。
アトレティコ戦については、「ライバルに最大の敬意を払うが、勝利を目指す」と明言。この試合で重要なポイントのひとつに「ピッチ上でうまく機能することと無用な警告をもらわないこと」をあげている。ライカールト監督は昨シーズン、カルデロンでの試合でモッタ、コクーを退場で欠き9人で戦ったことを頭に置いている。さらにトーレスにスペースを与えないよう対策を考えている。トーレスについて「彼はすばらしいフォワードだ。ゴールエリアではとても危険プレーヤーで、たくさんのゴールを決めている。早いし懐も深い」と語っている。よりボールを支配するチームが明日の試合に勝つだろうと見ている。
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