アトレティコ・マドリーはリーグチャンピオンを目指して戦っているが、FCバルセロナとのタイトルを懸けた決戦を1週間後に控えたタイミングでチームの士気に影響を及ぼしかねない映像が明るみになった。
2日(日)の夜、コルチョネロの重鎮であるステファン・サビッチとヤン・オブラクが、人々に囲まれたプライベートパーティーで、マスクもせず、ソーシャルディスタンスを保つこともなく映った映像が公開され論争を巻き起こした。
アトレティコ・マドリーはリーガエスパニョーラで新型コロナウイルスの影響を最も受けているチームの1つであることを思い出してほしい。その中に、今回対象となったバルカン半島の2人は含まれていないが、すでに十数件の事例がある。
今回の映像は、リーガエスパニョーラの重要な試合がある1週間前という最も都合の悪い時期に登場した。人為的なものかもしれない。いずれにしてもこの問題が理想的な状況であるとは思えない。
保健所は一定数以上の人が集まった集会を制限しているが、公開された映像ではプロトコルを違反している様子が確認できる。さらに、彼らのイメージを悪くしているのは、2人とも喫煙していることだ。ステファン・サヴィッチの場合はタバコを、オブラクの場合は水タバコを吸っている。
ヤン・オブラクはドレッシングルームで選ばれたキャプテンの一人であり、このようなことは彼が普段持っている模範的なイメージとは一致しないだけに驚きを呼んだ。また、「仮想キャプテン」の一人となってるサビッチも同様である。
しかし、当事者たちは、流出した映像が最近のものではなく、コロナ禍以前のものだと騒動を否定している。スロベニア人GKは、「いい映画だ。すべてのことを自分の都合のいいように信じてはいけない 」とインスタグラムで弁解している。
また、このイベントの参加者とされる一人テレサ・エチャバは、SNSを通じて、現在の画像ではないことを明らかにした。「私たちの映像がいくつも流出している。これらについて混乱があった場合は、制限やコロナウイルスがなかった大昔のものであることを明確にしたいと思う」
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