オリンピック競技場として建造されたラ・ぺイネタを改築し、新スタジアムとして使用する予定のアトレティコ・デ・マドリーだが、2014-2015シーズンもビセンテ・カルデロンをカーサとすることになりそうだ。『アス』によると、スペインの不況が影響して、ロヒ・ブランコのエスタディオ移転計画は1年遅れることになるという。
ミゲル・アンヘル・ヒル・マリンは、今月から新エスタディオの改築作業が開始されるとコメントしていた。しかしラ・ぺイネタの改築作業に建設会社がいつ取り掛かれるか、まだ見通しは立っていない。少なくとも、予定されていた2014-2015シーズンからのラ・ペイネタの使用は、実現不可能のようだ。
また、カルデロンの解体作業も遅延する見通しのようだ。同エスタディオの解体を担当する建設会社は、ビール会社マオウの旧工場の解体作業を、予定より遅れて開始した。同工場の解体は2011年いっぱいかかると見られており、その間カルデロンでの作業には着手できない。
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