24日付の『マルカ』が、ディエゴ・マラドーナのインタビューを掲載した。、孫のべンハミンの誕生日を祝うために来西したマラドーナは、このインタビューで、義理の息子であるアトレティコ・デ・マドリーFWクン・アグエロについての質問に応じている。
―重要な質問です。あなたは、クンがレアル・マドリーでプレーすると見ていますか?
「(数秒考えた後に)…そうだね。そう見ているよ」
―他のビッグクラブに移籍する可能性もありますが、マドリー加入を確信していますか?
「分からない。今夏に移籍するか、そこまで早いことではないかはね。しかし、レアル・マドリーの選手としてクリスティアーノ・ロナウドのそばでプレーし、プジョールとピケを打ち破る姿が見える」
―アトレティコの理事長ミゲル・アンヘル・ヒル・マリンが言ったように、マドリーがクンの獲得を試みたのは本当ですか?
「知らないよ。わたしはスペインにいなかったし、何も知らない。知らないことについては何も話さない。クンが、家ではあまり多くのことを話さないのを知っているだろう? しかし、わたしに相談しなければならないことは、ちゃんと相談する。少なくとも、この件についてはわたしに何も言っていない」
―クンがリオネル・メッシのレベルまで到達すると考えていますか?
「メッシのレベルに達するのは、とても難しいだろう」
―しかし、クンは素晴らしい選手です…。
「ああ。だが、レオが現在見せているパフォーマンスに到達することは難しい。この話について言えるのは、メッシをアトレティコで、クンをバルサでプレーさせれば、公正な基準によって比較できるということだ(笑)。だが、クンが偉大なフットボール選手になれると、わたしは信じている」
―クンがバロンドール選手になれると思いますか?
「もちろんだよ。わたしは彼がそうなれると思っている。いつかは知らないが、そうなるだろう」
―クンはどのようなプロ選手ですか? 彼はちゃんとした道筋を歩んでいますか?
「今回はクン、娘のジャンニーナ、孫のベンハとマドリーで20日間を過ごしたが、現在の彼は、わたしがこれまで見たことがなかったようなプロフェッショナル精神を持って、仕事に励んでいる。例えば、練習が午後に行われるならば、彼は朝に起きて個人練習やリハビリをこなす。フィジカルトレーナーから受けたアドバイスなど、何かを意識しながらそれらに励むんだ」
「クンがわたしの家族だからといって、誇張して言っているわけではない。サラゴサ戦を終え、すべきことを命じられた時には、休みである翌日にもう取り掛かっていた。“マラドーナ”が現在も現役であったとしたら、酒や麻薬をやっていなくても、彼みたいに朝早くは起きないだろうね。しかし、彼は努力を怠らない」
「クンは最高のプロフェッショナルであり、自分の目の前に世界へと通じる扉があるのを知っているんだ。彼はビッグクラブとともに、世界のフットボールを支配できる選手だ。それに彼のそばにはメッシという模範がいる。メッシは彼にとって偉大な模範なんだよ」
―アトレティコを率いることに魅力を感じますか?
「誰かがチームを率いている時に、わたしを売り込んだりはしない。しかし、これだけは言える。あのチームを率いたくないと思う人物がいるかい?」
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