様々な困難を経験しながらも最終節までラ・リーガ首位を維持するアトレティコ・マドリーだが、このタイミングで主将MFコケのチームメートに向けた音声メッセージがSNS上で流出した。
SNS上で流出して話題になっているこの音声メッセージは、4月25日に行われたラ・リーガ第32節アスレティック・ビルバオ戦(1-2)直後にチームメートたちに送られたもの。同試合で負けたアトレティコは首位陥落の危機に陥っていた。
そんなときにコケは、アトレティコが常に困難の中で成功を勝ち取ってきたチームであるとして、チームメートたちに奮起を促していた。
「俺たちはやばいアトレティ、そうだよな。簡単なことなんて、何一つだって手にできないんだ」
「14年間もマドリーに勝てていないときに迎えたベルナベウでのコパ決勝ダービー、俺たちは最初負けていたけど、最後には逆転した。(2013-14シーズンに)ラ・リーガ優勝を果たしたときにも、俺たちはそれを半分手中に収めていたのにレバンテ戦で負けちまって、それからマラガと引き分けた。そして最終節、カンプでのバルサとの直接対決でだって最初は負けていたんだ。それから(2017-18シーズン、優勝したヨーロッパリーグの)準決勝アーセナル戦、俺たちはロンドンでやばい動物みたいに戦っていた」
「俺たちはやばいアトレティ、やばいクラブだ。最も困難なときにこそ、何かを勝ち取れる。最も簡単なときは、最悪でしかない。俺たちはこのラ・リーガを手にするんだ。これだけは覚えておいてほしい。誰も俺たちを信じていないときにこそ、俺たちは成し遂げられるんだよ」
「あまり眠れなかったから声が変だけど、気に入ったか(笑)? もう、(次の試合の)エルチェ戦のことを考えなくちゃな」
なお首位アトレティコは2位レアル・マドリーに勝ち点2差をつけており、最終節バジャドリー戦に勝利すれば無条件で優勝を決められる。
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