アトレティコ・マドリーとセルタとの間で行われていたフランス人MFペテル・リュクサンの移籍交渉はほぼ決まり、リュクサン自身もメディカルチェックと正式にサインするためマドリーを訪れていたが180度方向が変わり、話は一時的に凍結されてしまった。
今回の出来事によりリュクサンはビーゴに戻ってしまい、27日に予定されていたアトレティコ加入は無くなってしまった。
交渉決裂の原因はパリ・サンジェルマンにある。リュクサンがセルタ加入以前に所属していたこのクラブは、リュクサンがセルタから移籍する際に移籍金の数パーセントを受け取れるという権利を持っている。
この額をセルタはアトレティコに負担してもらう予定だったがアトレティコ側はこれを拒否。
「このパリ・サンジェルマンとの問題を解決しない限りリュクサンはセルタの選手であってアトレティコの選手ではない」とスポーツディレクター、トニ・ムニョスは語った。
ペテル・リュクサンはフランスのマルセイユ出身、現在25歳のMFでアトレティコの中盤強化のために是が非でも欲していた選手であった。
コメント