アルゼンチン代表の新指揮官候補に、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が浮上しているようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が21日に報じている。
アルゼンチン代表は6月に行われたコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016で準優勝に終わり、7月5日にヘラルド・マルティーノ前監督が辞任を発表。後任人事に注目が集まっている。マルセロ・ビエルサ氏がラツィオとの契約を2日で解除したことで、同氏が有力候補とも報じられていたが、現時点で正式発表はなされていない。
報道によると、代表指揮官の後任候補にはビエルサ氏のほかに、アトレティコ・マドリーのシメオネ監督も浮上している模様。アルゼンチン政府系のサッカー番組『FPT』にて責任者を務めるフェルナンド・マリン氏は「クラブとの契約に従いつつ、国際Aマッチウイークには代表に帯同することはできる。代表がヨーロッパで試合を行うようにすれば、シメオネ監督も(代表指揮官を)務めることができるはずだ」とコメントしている。
なお同紙は、シメオネ監督と同じくスペインで指揮を執る、セビージャのホルヘ・サンパオリ監督も代表の新指揮官候補として挙げている。
アルゼンチン代表は2014年のブラジル・ワールドカップを準優勝で終え、同大会後にマルティーノ監督が就任。2015年から2年連続でコパ・アメリカ準優勝に終わり、現在は新指揮官を探している。
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