アトレティコ・マドリーは、ドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの補強に動いているようだ。15日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
同紙によると、チェルシーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタ獲得に失敗した時に備えて、オーバメヤンに接触。同選手は、ドルトムントの年俸の3倍にもなる1200万ユーロ超(約13億9000万円)を要求しているようだ。これは、補強の第1候補であるD・コスタがチェルシーから支払われている年俸900万ユーロ(約10億4000万円)をも上回る額であり、難色を示していると見られている。
現在27歳のオーバメヤンはミランの下部組織出身で、レンタル移籍でフランス国内のクラブを渡り歩いた。2011年からはサンテティエンヌでプレーし、2013年にドルトムントへ移籍。今シーズンはブンデスリーガ31試合に出場、得点ランク2位の25ゴールを記録した。
また、同選手は今夏の移籍の噂が度々報じられており、レアル・マドリーやマンチェスター・Cの名前が候補として挙がってきた。残留か新天地へ移籍か、今後の去就に注目が集まる。
コメント