アトレティコとレアル・マドリーのダービーは、ピッチ上やハーフタイムに選手たちがロッッカールームへのトンネルに向かった時にも表れていたように、緊張感に満ちた激しいものだった。
そこで、審判に文句を言ったルーカス・バスケスをルイス・スアレスが批判する両者の会話を『Movistar+』のカメラがキャッチしていた。
「お前らは昨年優勝したのに文句を言うつもりか?」とスアレスが言うと、バスケスは「そうしないとお前らは優勝できないんだろ。それか、俺らが優勝を逃すか」と応戦。スアレスの返事は「じゃあお前らはどうやって優勝したんだ?」というものだった。
同じく通りかかったマリオ・エルモーソも威圧的な口調で「俺らがお前らを倒す、俺らがお前らを倒す」と繰り返した。
主審のエルナンデス・エルナンデスが笛を鳴らし仲介に入ってことを収めたが、一触即発のところまで彼らはヒートアップした。
この議論は、レアル・マドリーがPKだと主張したアトレティコの選手であるフェリペのハンドが原因であり、主審がVARから警告を受け、そのプレーを見直したにもかかわらず、PKではないと判定していた。
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