昨年、ポルティモネンセとの契約が満了となった後に現役を引退した元コロンビア代表FWジャクソン・マルティネス。
ポルト時代には圧倒的な得点力と身体能力を見せつけたものの、2015年にアトレティコ・マドリーへと移籍してからはキャリアが急落してしまった選手だ。
その後移籍した中国の広州恒大でも怪我の連続でほとんどプレーすることができず、2018年にはポルティモネンセへと移籍。往年のパフォーマンスを見せることができないまま、昨年現役を引退。
その後は趣味であった音楽のキャリアを本格的にスタートさせ、現在はラッパーとして活動している。
彼は今回『Winsports』のインタビューに答え、アトレティコ時代に負った怪我の治療がうまく行かなかったことが大きな影響を与えたと明かしたそう。
「僕は2015年から苦しみ続けた。多くの人々が『諦めるな』と言っていたし、僕も諦めなかった。
しかし、僕は持っているべきものを持つことができなかったんだ。それから5年間戦い続けた。
怪我は2015年にプレーしたチリとの代表戦で受けたものだ。
アトレティコ・マドリーに戻り、捻挫の治療を始めた。僕はそれまでに5回ほどそれを経験していたし、痛みや状況からそうではないと分かっていたけどね。
ただ足首は腫れていなかったし、それがどれだけ深刻なものかが分かっていなかった。
選手として、不快感を持ちながらもピッチに戻ってプレーを続けた。信頼するドクターは深刻な問題はないと言っていたので、回復して継続させた。
中国に行った時、非常に強烈なタックルを受けてしまった。それで全てが悪化した。ほとんど脛骨が壊れるような状況だった。それを持ちながらもプレーしていたが、最終的にはステップもできなくなったよ」
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