リーガ優勝に集中するグリーズマン「CLのことを考えていたら逃す」

　チャンピオンズリーグ（CL）決勝を控えるアントワーヌ・グリーズマンが、現在の心境を語った。5日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

　バイエルンとのCL準決勝を2戦合計2−2で終え、アウェーゴール差で2シーズンぶりの決勝進出を果たしたアトレティコ・マドリー。28日に行われるCL決勝では、イタリア・ミラノのサン・シーロで、レアル・マドリーとの“マドリー・ダービー”を戦う。

　一方で、アトレティコ・マドリーは現在、リーガ・エスパニョーラでは首位バルセロナと勝ち点85で並び、直接対決の差で2位に位置している。グリーズマンは「ミラノに行く前に、僕らはリーグ戦2試合を残している。まだCL決勝について考える時間は残っているんだ。まずはレバンテとセルタに勝つことを考えないといけないし、CLのことばかり考えていたらリーグを逃すことになるだろうね」と、残り2節となったリーグ戦の重要性を説いた。

　また、15日に行われるリーガ・エスパニョーラ最終節のセルタ戦からCL決勝までは、約2週間試合が行われない。グリーズマンは「2週間も試合がないのは長すぎるし、好ましくないよ」と、スケジュールに不満を抱いた。