リーガ・エスパニョーラ第33節が17日に行われ、アトレティコ・マドリーとグラナダが対戦した。
1月30日の第22節で首位バルセロナに1-2と敗れた後、リーグ戦10試合で8勝1分け1敗とハイペースで勝ち点を積み上げ、逆転優勝を狙うアトレティコ・マドリー。前節終了時点でバルセロナとの勝ち点差は「3」に縮まり、いよいよ射程圏内に捉えた。
アトレティコ・マドリーは13日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグのバルセロナ戦で2-0と快勝し、逆転でのベスト4進出を決めた。中3日で迎える今節では、バルセロナ戦を出場停止で欠場したFWフェルナンド・トーレスが先発メンバーに復帰し、FWアントワーヌ・グリーズマンやMFコケ、ガビらとともにピッチに立った。
先制点を決めたのはアトレティコ・マドリーだった。15分、左サイドからのグラウンダーのクロスがゴール前へ。トーレスのシュートはうまくミートしなかったが、背後で待っていたコケがペナルティーエリア中央から冷静にゴールネットを揺らし、均衡を破った。
以降はグラナダに攻勢をかけられる場面も目立ったが、無失点でハーフタイムへ。1-0で迎えた後半、アトレティコ・マドリーは59分に追加点を挙げる。スルーパスに反応して最終ラインの背後を取ったトーレスが、飛び出してきた相手GKの鼻先でボールを浮かし、巧みなシュートでゴールを決めた。
2点リードを奪ったアトレティコ・マドリーはさらに83分、途中出場のアンヘル・コレアが相手GKとの1対1を冷静に制し、3点目を記録。勝利を決定付けた。
試合は3-0で終了。アトレティコ・マドリーが快勝し、勝ち点を76に伸ばした。そして、同試合終了後に今節のキックオフを迎えたバルセロナがバレンシアに1-2で敗戦。アトレティコ・マドリーはバルセロナと勝ち点76で並んだ。
ついにバルセロナに並んだアトレティコ・マドリー。次節は20日、アスレティック・ビルバオとのアウェーゲームに臨む。一方のグラナダは21日レバンテをホームに迎える。
【スコア】
アトレティコ・マドリー 3-0 グラナダ
【得点者】
1-0 15分 コケ(アトレティコ・マドリー)
2-0 59分 フェルナンド・トーレス(アトレティコ・マドリー)
3-0 83分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリー)
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