チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグが13日に行われ、アトレティコ・マドリーとバルセロナが対戦した。
試合は、アトレティコ・マドリーが2-0で勝利を収めた。
ファーストレグの結果と合わせて2戦合計3-2となり、アトレティコ・マドリーは2大会ぶりのベスト4進出が決定。敗れたバルセロナは、CL史上初の連覇を叶えることができなかった。
この試合のスタッツに目を向けると、両者のスタイルの違いがよく分かる。最も大きな差が出ているのが、パスに関するデータ。ビルドアップからパスを丁寧に繋ぐバルセロナはパス総数675本でパス成功率も91パーセントと高い数値を残している。一方のアトレティコ・マドリーは、パス総数はバルセロナの約4分の1となる170本で成功率も72パーセントと決して高くない。
一方で、アトレティコ・マドリーが大きくバルセロナを上回っているのが走行距離。チーム全体の走行距離は114キロメートルを超えており、バルセロナよりも10キロメートル以上走っている。フィールドプレイヤー1人当たりの走行距離で比較すると、1キロメートル以上の差がある。
また、シュート数はバルセロナが12本でアトレティコ・マドリーを3本上回っているが、枠内シュート数はアトレティコ・マドリーの方が多く、効率良く得点に繋げることができた要因であるかもしれない。
その他のスタッツは以下のとおり。
■CL準々決勝セカンドレグのスタッツ
(アトレティコ・マドリー:バルセロナ)
▼ボール支配率
28パーセント:72パーセント
▼総シュート数
9本:12本
▼枠内シュート数
6本:4本
▼CK回数
1回:5回
▼ファール数
20回:10回
▼パス総数
170本:675本
▼パス成功数
122本:616本
▼パス成功率
72パーセント:91パーセント
▼総走行距離
114.57キロメートル:102.57キロメートル
▼フィールドプレーヤー1人あたりの走行距離
11.01キロメートル:9.79キロメートル
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