現地13日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ、ホームにバルセロナを迎え撃つアトレティコ・マドリーで主将を務めるMFガビが、試合前日会見で大一番に向けた意気込みを表した。
5日にアウェーで行われたファーストレグを1-2で落としているアトレティコ・マドリー。「僕らにとっては先にゴールを決めることが生命線となる」と述べたガビは、試合のキーポイントとして冷静にプレーすることを挙げた。
「僕らにとって鍵となるのは、自分たちの感情をコントロールし、バルセロナがどのようにプレーして来るかを瞬間毎に判断することだ」
アトレティコ・マドリーは今回、ファーストレグで退場処分を受けたFWフェルナンド・トーレスが出場停止となるが、ガビは、最近好調のストライカーの穴はチーム全体で埋められるとの自信を見せた。
「シーズン終盤を迎えてチームに大きな力をもたらしているフェルナンドが欠場となるのは大きい。しかし、アトレティコはこれまでも重要な選手の不在を乗り越えてきた。今回も代わりに出場する選手が良い仕事をしてくれるはずだ」
ガビは一方、リーガ・エスパニョーラで2連敗中のバルセロナのことよりも、逆に2連勝中のアトレティコ・マドリーのことを重要視するとともに、逆転での準決勝進出に闘志を燃やした。
「バルセロナの臨戦過程には注視していない。それよりも自分たちの臨戦過程から好感触を得ている。僕らはチームに希望を抱かせてくれるこの大会で戦い続けたいと思っていし、この種の試合を戦う準備は3~4年前から整っている。明日は大きな事をやってのける日だ」
コメント