ディエゴ・シメオネ監督が、将来的に古巣インテルで指揮を執る希望を持っていることを明かした。一方、アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長は、同監督との契約期間内に退任させる意向がないことを強調している。大手メディア『ESPN』が報じた。
シメオネ監督は選手時代、1997年にアトレティコ・マドリーからインテルへ移籍。加入1年目の1997-98シーズンにはUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)を制している。以後、1999年に移籍したラツィオを経て、2003年にアトレティコ・マドリーへ復帰。現役最後は母国アルゼンチンのラシンで引退した。
報道によると、シメオネ監督はイタリアメディア『メディアセット』に対し、将来的にインテルでの指揮を希望していると明かした。同監督は「イメージできる状況として、インテルに戻る機会があれば」と、コメント。あくまで将来的な展望と前置きしつつ、古巣復帰の可能性を示唆していた。
今回のシメオネ監督の発言に対し、アトレティコ・マドリーのセレソ会長も『メディアセット』にコメントした。
「我々はシメオネの仕事ぶりに満足していて、日々、彼とともに仕事をしている。非常に良い時期を過ごしているし、契約期間中に(退任について)検討することはない。彼はここに長期に渡って残ってくれるはずだ。我々はそう信じている」
アトレティコ・マドリーは昨年3月24日、シメオネ監督との契約を2020年まで延長したことを発表している。
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