アトレティコ・マドリーが、ミランからのレンタル移籍で加入しているスペイン代表FWフェルナンド・トーレスとの契約を更新する意向を持っているようだ。スペインのラジオ局『オンダ・セロ』の報道をスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が6日に伝えた。
今年6月末でアトレティコ・マドリーへのレンタル移籍期間が満了となり、所属元のミランとの契約も切れるトーレス。去就が注目されているが、今回の報道によると、アトレティコ・マドリーは同選手との契約更新を考えているようだ。同クラブは数カ月前、トーレスとの契約について、今シーズン終了までのパフォーマンスと他クラブからの関心を考慮したうえで更新の有無を決定すると表明していた。
トーレスは5日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグのバルセロナ戦で先制ゴールを記録。同試合では35分に2枚目のイエローカードを受けて退場となってしまったが、2月6日のリーガ・エスパニョーラ第23節エイバル戦以降、出場した公式戦10試合で5ゴールを挙げるなど復活を印象付けつつあり、アトレティコ・マドリー側の評価が高まったとみられる。
なお、同選手については今年1月、世界各国の8クラブからオファーが届いていると複数メディアが報道。代理人を務めるホセ・マーティン氏のコメントも紹介され、中国クラブからのオファーがあること、世界最高額の年俸提示をしたクラブがあることも明らかになった。また、スペイン紙『スポルト』はバルセロナからの関心も報じていた。
トーレスは2015年1月から1年半の期限付き移籍でアトレティコ・マドリーに加入。今シーズンはリーガ・エスパニョーラ第31節終了時点で23試合に出場し、6ゴールを記録している。
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