チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグが5日に行われ、バルセロナとアトレティコ・マドリーが対戦。ホームのバルセロナがウルグアイ代表FWルイス・スアレスの2ゴールで2-1と逆転勝利を収めた。
同試合では、アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWフェルナンド・トーレスが25分に先制点を記録。しかし29分にバルセロナのブラジル代表FWネイマールを倒して1枚目のイエローカードを受けると、35分にはスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツへのファウルで2度目の警告を受け、退場処分となった。
6分間で2枚のイエローカードを受け、先制ゴールから10分後にピッチを去ることとなったトーレスについて、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は「ヒーローから悪役へ」と見出しを掲げて報道。同紙は「背番号9は、エネルギーの調節とブレーキのかけ方を知らなかった。ゴールの後の幸福感に染まっていたのかもしれない」と、皮肉を交えて批判している。
なお同紙によると、トーレスのゴールはバルセロナ戦通算11点目、カンプ・ノウ(バルセロナの本拠地)では通算6点目だった。そして、アトレティコ・マドリー所属時におけるチャンピオンズリーグ自身初ゴールでもあった。
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