チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグが15日に行われ、アトレティコ・マドリーとPSVが対戦。PK戦の末にアトレティコ・マドリーが8-7で勝利を収めた。
2月24日のファーストレグ、そしてセカンドレグでは延長戦を含めた120分間で0-0のスコアレスドローを演じた両チーム。チャンピオンズリーグの決勝トーナメントでは、2試合合計スコアが0-0という結果は史上初の記録だった。『UEFA.com』が伝えている。
ファーストレグでは、後半途中に退場者を出したPSVをアトレティコ・マドリーが攻略できず、アウェーゲームを奪えないまま試合終了を迎えた。セカンドレグでは、15分にアトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマンが放った左足シュート、そして57分にPSVのオランダ代表FWユルゲン・ロカディアの右足シュートが右ポストに弾かれた場面以外は、決定機と呼べるチャンスはほとんどなかった。
PK戦でも両チームは拮抗した戦いを見せ、互いに7人目まで全員が成功。先攻のPSVが8人目で失敗したのに対して、アトレティコ・マドリーはフアンフランがキックを決め、大会史に残る熱戦に終止符を打った。
3大会連続のベスト8進出を決めたアトレティコ・マドリーは次戦、19日のリーガ・エスパニョーラ第30節でスポルティング・ヒホンとアウェーで対戦。一方のPSVは20日のエールディビジ第28節で、勝ち点差「1」と肉薄している2位アヤックスとの首位攻防戦をホームで迎える。
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