ライバルに勝てないアトレティコ…CL出場圏内の他3クラブと5戦0勝

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 21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節ビジャレアル戦で、アトレティコ・マドリーは0-0の引き分けで試合を終えた。アトレティコ・マドリーはチャンピオンズリーグ出場圏内に位置するライバルとの対戦で獲得可能な勝ち点15のうち、2ポイントしか手にできずにいる。スペイン紙『マルカ』が報じた。

 アトレティコ・マドリーは第25節終了時点で勝ち点55の2位。首位バルセロナとの勝ち点差は「8」となっている。アトレティコ・マドリーはチャンピオンズリーグ出場圏内である4位以内に位置する3つのライバルに対して、勝ち点を思うように稼げずにいる。

 バルセロナには今シーズン、すでに2試合を戦って2連敗。3位レアル・マドリーとは、昨年10月4日の第7節で1-1の引き分けに終わった。そして、4位のビジャレアルには1分け1敗という戦績だ。ディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコ・マドリーは、上位を争う直接のライバルとの対戦で常に攻撃面で問題を抱えている。ビジャレアル戦後には、スペイン代表MFコケが「攻撃ではもっとアグレッシブにいかなければならない。それは確かだ」と、コメントを残している。

 アトレティコ・マドリーは第25節終了時点で、16もの無失点試合を記録している。25試合での総失点はリーグ最少の「11」と、鉄壁の守備を誇っている。問題は攻撃陣の得点力で、総得点は「35」にとどまっている。リーグ戦5試合連続無得点のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの復調が待たれるところだ。

 次節は27日、アトレティコ・マドリーは3位レアル・マドリーとの“マドリード・ダービー”に臨む。

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