アトレティコ・マドリーに所属する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスがスペインのラジオ番組『エル・パルティード・デ・ラス・12』に出演。自身の将来について言及した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
トーレスは「オファーを聞く時期ではない。僕自身、今は興味がないんだ。アトレティコにいたい。僕の未来はここで勝つことだ。まだ僕は、それを実現したことがない。今現在は、自分がプレーしたいチームでプレーできるという、すごく大きな幸運に恵まれている。いつまでかはわからないけど、毎試合を楽しみたいんだ」と、話した。
そしてトーレスは自身の去就について、さらにコメントを残している。
「(2016年6月30日で契約が切れるので)1月1日から僕はオファーを受けることができる。だけど、オファーを聞くことも、受けることにも興味はないんだ。みんなは僕の今の状況を理解してくれている」
「(チームの)主役になりたいと思っているけど、ここにやって来てから、その状態が続かないんだ。僕は主役の座を勝ち取っていないのかもしれない。僕がスタメンを決めるわけじゃないから、チョロ(ディエゴ・シメオネ監督の愛称)に聞いてみてほしい。常に、90分間プレーするためにトレーニングしているけど、もっとパフォーマンスを向上させなければいけない」
トーレスは愛するクラブにさらに残留したいと考えているが、パフォーマンスを向上させて戦力にならなければ、放出されることを理解している。今後、パフォーマンスを向上させてタイトルをもたらし、自分の希望を叶えることはできるのだろうか。
なお、トーレスについては先日、世界各国の8クラブからオファーが届いていると複数メディアが報じている。1月21日付のイギリス紙『デイリーミラー』は、同選手の代理人を務めるホセ・マーティン氏のコメントを紹介。中国クラブからのオファーがあること、世界最高額の年俸提示をしたクラブがあることも明らかになった。
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