シメオネ監督、マルティネスの広州恒大移籍に言及「私に責任ある」

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 アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、同クラブから中国スーパーリーグ(1部)の広州恒大へ移籍したFWジャクソン・マルティネスについてコメントした。5日付の大手メディア『ESPN』などが報じている。

 昨年夏にポルトからアトレティコ・マドリーに加入したマルティネスは、3日に移籍金4200万ユーロ(約54億9000万円)で広州恒大へ移籍した。3シーズン連続でプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)の得点王に輝いた同選手だが、アトレティコ・マドリーでは公式戦わずか3ゴールにとどまった。

 シメオネ監督は「私が第一に責任のある人間だ」と語り、マルティネスが結果を残せなかった理由が自分にあるとした。さらに、「ジャクソンは彼の最高の状態を我々に見せることができなかった。彼がそうなったのは私の失敗である。それでも私はプレーの方法を変えなかったからね」と自分が求めるプレースタイルにマルティネスが合わなかったことを説明した。

 その上で、「私と彼は男として心を開いて話し合ってきた。移籍の決断は互いの合意によるものだし、私はマルティネスの幸運を信じている。かつてのような輝きを取り戻すことを期待しているよ」と新天地での活躍を願うコメントを残した。

 マルティネスが加入する広州恒大はブラジル代表MFパウリーニョらを擁し、昨季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇した。今季はグループステージで浦和レッズなどと対戦する。

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