27日付のスペイン紙『アス』によると、アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、フェルナンド・トーレスに対し、来季の構想に含まれていないことを伝えたという。
6月末でアトレティコ・マドリーへの期限付き移籍期間が満了となり、所属元のミランとの契約も切れるトーレス。処分は確定していないものの、アトレティコ・マドリーはFIFA(国際サッカー連盟)から2016年夏と2017年冬の移籍活動禁止処分を言い渡されているため、トーレスを来季以降も保有するためには今冬の移籍市場が終了する2月1日までに完全移籍で買い取る必要がある。
シメオネ監督は、トーレスとミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEO(最高経営責任者)との三者面談を行い、同選手を完全移籍させる意思はないことを明言した模様。
アトレティコ・マドリー下部組織出身のトーレスは、2007年にリヴァプールへ移籍。その後チェルシーとミランを経て昨年1月に復帰を遂げた。昨年9月にアトレティコ・マドリーでの公式戦通算99得点目を挙げたものの、100ゴール目前にして足踏みを続けている。
なお、同選手の獲得に関しては中国やバルセロナなどからのオファーが噂されている。
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