20日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝ファーストレグ、アトレティコ・マドリーをセルタがホームに迎えた一戦はスコアレスドローに終わり、決着は翌週のセカンドレグに持ち越された。
アトレティコ・マドリーにとって敵地バライードスでのドローは悪くない結果にも見えるが、試合後の会見に臨んだディエゴ・シメオネ監督は、アウェーゴールを奪えなかったことで不利な状況に立たされたとの見解を示した。
「これでセルタが有利になった。セカンドレグはどちらに転んでもおかしくない試合になるが、ゴールが入ってのドローなら何でも良い彼らの方が、勝利を挙げるしかない我々よりも勝ち上がりの確率が高いからだ」
シメオネ監督はその一方で、今後もリーガ・エスパニョーラ第21節のセビージャ戦、コパ準々決勝セカンドレグのセルタ戦、第22節のバルセロナ戦と厳しい日程が続くことについては、特に問題視しなかった。
「厳しい相手との連戦になることは、準々決勝に進出した時点から分かっていた。リーガではシーズンを追う毎、コパではラウンドを勝ち上がる毎に、いっそうのハードワークが求められる。それゆえ、試合後はしっかりと休息を取り、次の戦いに向けて最高の準備をすることが重要だ」
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