アトレティコ・マドリーが、FWジャクソン・マルティネスへのオファーに断りを入れた。スペイン紙『マルカ』が19日に報じた。
同紙によると、トッテナムが同選手の獲得に向け、移籍金3000万ユーロ(約38億4000万円)でのオファーを提示。しかし、アトレティコ・マドリーはオファーに断りを入れたと伝えられている。アトレティコ・マドリーは昨年夏の移籍市場で、同選手を移籍金3500万ユーロ(約44億8000万円)でポルトから獲得している。
報道によると、現在プレミアリーグで4位につけるトッテナムは、チャンピオンズリーグ出場権獲得へ向け、イングランド代表FWハリー・ケインに次ぐ“9番”タイプの選手を探している。ジャクソン・マルティネスは今シーズン、リーガ・エスパニョーラで14試合出場2得点にとどまっており、初挑戦のスペインで思うような結果を残せずにいるため、トッテナムが補強候補として白羽の矢を立てたと見られている。
ジャクソン・マルティネスは1986年生まれの29歳。前所属のポルトで3シーズン連続のリーグ得点王に輝き、昨年夏にアトレティコ・マドリーに加入した。だが、新天地では得点数を伸ばすことができていない。昨年末には、ディエゴ・シメオネ監督が同選手を期限付き移籍で放出する意向であるとも報じられていた。
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