8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ最終節、アトレティコ・マドリーはアウェイでベンフィカを2-1で下し、通算4勝1分1敗としてグループ首位での決勝トーナメント進出を確定させた。
この試合、33分にサウール・ニゲス、55分にルシアーノ・ビエットがそれぞれゴールを挙げると、ベンフィカの反撃を1点に抑えて白星を掴んだアトレティコ・マドリー。試合後の会見に臨んだディエゴ・シメオネ監督は、グループステージ第2節ではホームで1-2と敗れたベンフィカにリベンジを果たし、公式戦7連勝を達成したチームのパフォーマンスに高い満足感を表した。
「チームは最近の戦いと同様に良い試合をした。厳しい守備からボールを奪い、鋭い攻撃で敵陣深くまで切り込んだ」
アトレティコ・マドリーは、ベンフィカの本拠地エスタディオ・ダ・ルスには2シーズン前のCL決勝で宿敵レアル・マドリーに延長戦の末に敗れた苦い思い出があるが、シメオネ監督は、平常心を崩すことなく勝利を収めたチームを高く評価した。
「我々はリスボンに戻ってきたが、前回と同じく当日に現地入りし、同じホテル、同じロッカールームを使い、試合に勝利した。そういった事がこのチームを良く表していると言えるだろう」
現在、中盤の要であるチアゴ・メンデスを負傷で欠いているアトレティコ・マドリーだが、シメオネ監督は残された選手の働きを称賛した。
「コケ、ガビ、サウールの3人は、並外れて高い総合力を持っており、誰もがチアゴの役割をこなすことができる。そのお陰で多くの選択肢があることにより、我々はパフォーマンスを落とすことなく対戦相手によって選手起用を変えることが可能となっている」
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