リーガ・エスパニョーラ第6節が26日に行われ、ビジャレアルとアトレティコ・マドリーが対戦した。
ビジャレアルは開幕節でベティスと引き分けたものの、第2節から4連勝を飾り今シーズンは未だ無敗と好調を維持。そのビジャレアルに挑むアトレティコ・マドリーも第3節でバルセロナに敗れたが、その後2試合で連勝しここまで4勝1敗と好成績を残している。
試合は14分にビジャレアルのゴールで動く。高い位置でボールを受けたレオ・バチストンがドリブルを仕掛けるとDFにカットされたボールをエリア手前右で拾ったロベルト・ソルダードはダイレクトでL・バチストンにリターン。このパスをエリア内でうまくコントロールしたL・バチストンは飛び出したGKの位置を見て冷静にゴール左に流し込んだ。
先制に成功したビジャレアルはさらに18分、L・バチストンからのスルーパスで抜けだしたソルダードがエリア内右から右足でシュートを狙ったがここはGKに阻まれた。さらに38分にも右サイドを崩してチャンスを作ると、クロスボールが流れたところにファーサイドから走りこんだマヌエル・トリゲロスがダイビングヘッドで合わせたがシュートはわずかにゴール右へ逸れた。
対するアトレティコ・マドリーも45分、カウンターから抜けだしたアントワーヌ・グリーズマンがGKと1対1の局面を迎えたが股抜きを狙ったシュートはGKの右足に阻まれ得点とはならず、試合はビジャレアルの1点リードで前半を折り返す。
後半は互いになかなか決定機が作れず時間が過ぎていくと終盤にアトレティコ・マドリーがチャンスを迎える。82分、左サイドのフィリペ・ルイスが上げたクロスにゴール前でアンヘル・コレアが合わせたがうまくミートできず枠を捉えられなかった。89分には左サイド深い位置にドリブルで侵入したチアゴ・メンデスが中央に折り返し。これをグリーズマンがダイレクトでエリア内のアンヘル・コレアに渡すと、アンヘル・コレアは右足でシュートを狙ったがGKアルフォンス・アレオラのファインセーブに阻まれてしまった。
ピンチを凌いだビジャレアルが結局このまま最後まで逃げ切り試合終了。1-0でアトレティコ・マドリーを下したビジャレアルは連勝を5に伸ばし、クラブ史上初めてリーガ・エスパニョーラの首位に立った。
ビジャレアルは10月1日にヨーロッパリーグ・グループステージ第2節でプルゼニと対戦し、同4日にはリーガ第7節でレバンテと戦う。一方アトレティコ・マドリーは9月30日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でベンフィカと戦い、10月4日にレアル・マドリーとの”マドリー・ダービー”に臨む。
【スコア】
ビジャレアル 1-0 アトレティコ・マドリー
【得点者】
1-0 14分 レオ・バチストン(ビジャレアル)
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