早くも対決迎えるバルサとアトレティコ、両指揮官の采配にも注目

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 リーガ・エスパニョーラは12日に第3節が行われ、アトレティコ・マドリーとバルセロナが対戦する。2シーズン前の王者と昨シーズンの王者が早くも激突する一戦を前に、スペイン紙『マルカ』が両チームを率いる指揮官を紹介している。

 アトレティコ・マドリーのディエゴ・ シメオネ監督とバルセロナのルイス・エンリケ監督はともに、選手、そして監督としてそれぞれのクラブでリーガ・エスパニョーラ制覇を果たしている。選手としても監督としてもリーガ・エスパニョーラを制したのは、現在の同リーグではこの2名しかいない。

 現役時代の両者は、闘志を全面に出してプレーをし、ピッチ上でファイトする選手だった。そして指揮官になってもそのキャラクターは変わっていない。ピッチでは審判に噛みつき、プレスルームでも記者相手に常に強気の姿勢を見せる。

 また、奇遇にも2人は監督として同じ日にリーグ制覇を達成している。シメオネ監督は2014年5月17日にバルセロナの本拠地カンプ・ノウで、18年ぶりとなるリーグ制覇をアトレティコ・マドリーにもたらした。一方、エンリケ監督はそれからちょうど1年後の2015年5月17日にアトレティコ・マドリーの本拠地ビセンテ・カルデロンで優勝を決めた。

 昨シーズン、ディエゴ・シメオネ監督はコパ・デル・レイを含めて、1度もエンリケ監督率いるバルセロナに勝っていない。リーガの行方を占うであろう決戦はどんな結果となるのか。キャラクターが類似している両監督の采配にも注目が集まる。

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