14日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ブラジル人DFギリェルメ・シケイラの移籍に関して、同選手の所属するアトレティコ・マドリーと、獲得を狙うユヴェントスによる交渉が停止したと報じた。
同紙によるとユヴェントスは、シケイラに使う予定とされていた資金をトップ下の獲得に充てるという。シャルケ所属のドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーやトッテナム所属のデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが現在の獲得候補に挙げられている。
一方イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、交渉停止の理由が別にあると伝えている。ユヴェントスは、かつて加入が噂されたポルト所属のブラジル人DFアレックス・サンドロへの興味を再燃させており、同選手をシケイラより優先する方針にあるという。
現在29歳のシケイラは、インテルの下部組織出身。2006年から所属したウディネーゼでセリエAデビューを果たし、2010年夏にグラナダに移籍した。ベンフィカへのレンタル移籍を経て、昨年夏にアトレティコ・マドリーに加入。昨シーズンのリーグ戦では25試合に出場し、1ゴールを決めている。
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