アグエロ、移籍こじれて毒吐き「アトレティコは職場に過ぎない」

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コスタリカ戦で2ゴールを決め、コパ・アメリカ得点王争いトップを走るアルゼンチン代表のアグエロが、所属するアトレティコ・マドリーの退団希望を改めて表明した。

現地時間14日、アルゼンチンのラジオ局『La Red』のインタビューに応じ、すでにクラブ側へ「環境を変えたい」との旨を伝え、代理人に移籍先を探ってもらっていることを明かした。

「クラブには移籍する希望を伝えてある。今は、代理人に移籍先の交渉をしてもらっているところだ。いつ、どのクラブに決定するのかは分からないが、イングランドかスペインがサッカーの環境として僕は気に入っている。コパ・アメリカが終わってから、ゆっくり決めたい」
また、噂されるレアル・マドリー行きはアトレティコ・マドリーにとって禁断の移籍とされるが、あくまで心のクラブは、アルゼンチン時代のインデペンディエンテにあり、その扉を閉じていないことを強調した。

「僕は、インデペンディエンテのサポーターだ。8歳の頃からプレーし始めて、最後はあのクラブで引退したいと願っているくらいだ。だから、ラシン・クラブでプレーすることはなくとも(※アルゼンチン国内でライバル関係にあるクラブ)、レアル・マドリーなら十分にその可能性はある。なぜなら、アトレティコ・マドリーはスペインでの職場に過ぎない。ユニフォームに全てを捧げ、充実した時間を過ごしたけれども、僕の未来はそこにはない」

アグエロの来季の動向については、つい先日、彼の父親が「息子にはまだアトレティコ・マドリーと2年の契約が残っている。出て行くことはないだろう」とコメントしたばかりだったが、本人の口からの移籍希望に各クラブの動向が注目される。

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