コパ・デル・レイ敗退後の発言が注目を集めたディエゴ・シメオネ監督だが、アトレティコ・マドリーとの契約延長は「疑いの余地はない」ようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。
2012年にアトレティコ指揮官に就任したシメオネ監督。ラ・リーガ制覇やヨーロッパリーグ2度優勝、チャンピオンズリーグ決勝2度進出など数々の成功を収め、先日には同クラブ通算500試合指揮を達成。9年以上にわたり、クラブに成功をもたらしてきた。
しかし6日、アトレティコはコパ・デル・レイ2回戦でコルネジャ相手に0-1と敗戦。2年連続でセグンダB(スペイン3部相当)のチーム相手に敗退を喫することとなった。そして試合後、シメオネ監督は「来年もここにいるのであれば、解決策を探すだろう」と発言。このコメントはスペインで大きな注目を集め、指揮官の去就に関する憶測が飛び交った。
だが、アトレティコもシメオネ監督側も、現行契約の満了する2022年以降も残留を望んでいるようだ。『マルカ』によると、現行契約満了まで18カ月を切った中、すでに両者の間で交渉がスタートしているという。
また、コルネジャ相手にカップ戦は「屈辱的なもの」と認識しつつも、ラ・リーガでは15試合消化ながら勝ち点38で首位を快走しているため、「クラブ内での立場は変わっていない」ようだ。シメオネ監督自身もプロジェクトに何の疑いも抱いておらず、契約延長は確実視されていると伝えている。
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