現地29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第34節、アウェーでビジャレアルと対戦したアトレティコ・マドリーは、フェルナンド・トーレスのゴールにより1-0で勝利した。
この結果、同日エイバルを下したセビージャに6ポイント差、翌日ラージョ・バジェカーノと対戦するバレンシアに7ポイント差を付け、3位の座を死守したアトレティコ・マドリー。途中出場から決勝点を決めたトーレスは、試合を中継した『Canal Plus』とのインタビューで、「来シーズンに向けた目標にまた一歩近付いたことを意味するゴールだった」と満足感を表すと共に、苦しかった戦いを振り返った。
「僕たちは今日、ボールを支配したけれども、チャンスを作り出すことができなかった。逆に彼らはやり易そうに見えた。しかし、彼らの方が勝利に近いと思われる中、僕たちは一瞬の好機を生かすことができた。僕らにとっては幸運な、彼らにとっては不運なプレーだったが、しっかりゴールを決められた。その後は耐える時間が続いたけれども、最後までリードを守り切ることができた」
一方、試合後の会見に臨んだアトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督も、トーレスの公式戦7試合振りのゴールを喜んだ。
「トーレスは落ち着きと冷静さをもって見事にシュートを決めた。彼はあのようなゴールを必要としていた。また、我々もトーレスのゴールを必要としていた。彼の活躍は非常に嬉しい」
コメント