セレッソ大阪のディエゴ・フォルランが、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝セカンドレグのレアル・マドリー対アトレティコ・マドリー戦について言及した。UAE国営紙『ナショナル』がフォルランが執筆したコラムを掲載している。
フォルランが2007年から4シーズン所属したアトレティコ・マドリーが、CLベスト4を懸けて前回王者のレアル・マドリーと対戦する。フォルランは、古巣の戦いぶりについて「アトレティコはディフェンスに絶対の自信を持っている。相手がレアル・マドリーのようなチームであってもね。それは驚きではない。アトレティコは今シーズン戦ったCLの5試合のホームゲームで未だに失点していない。全9試合でも7試合で完封している」と、その強固なディフェンス力がチームの基盤となっていると分析した。
一方でレアル・マドリーについては「彼らはチャンピオンチームだ。素晴らしい選手たちが揃っている。アトレティコにとってはこれまでの(他のチームとの)8試合と比べて最もタフな試合だろう」と、最も難しい相手だとコメントしている。
現在のチームについては「昨シーズンの成功によって、今シーズンはファーストレグのマン・オブ・ザ・マッチであるヤン・オブラクやトップスコアラーのアントワーヌ・グリーズマンといった選手を加えることができた。チアゴ・メンデスやガビは悪いプレーをすることはない」と述べ、今シーズンから加入した選手や中盤の選手たちがチームを支えていると言及。
続けて「コケは私がクラブにいた頃にトップチームに上がってきた素晴らしい若手選手だ。彼はシャイで、とても尊敬する姿勢があり、いい関係を築けた。最初のトレーニングで彼に才能があるとわかった。足元の技術が高く、どこでプレーすべきかをよくわかっている」と、コケを高く評価し、称賛している。
最後に「マドリーでの試合が待ちきれないね」と“マドリード・ダービー”を楽しみにしていることを明かした。
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