ミッドウィーク開催となるリーガ・エスパニョーラ第30節、7日に行われる一戦でアトレティコ・マドリーと対戦するレアル・ソシエダのデイヴィッド・モイーズ監督が、試合前日会見で敵地ビセンテ・カルデロンでの大一番に向けた抱負を述べた。
まずモイーズ監督は、アトレティコ・マドリーの実力の高さ称賛すると同時に、格上とのアウェーでの対戦に気を引き締めた。
「アトレティコ・マドリーがいかに好チームであるかは誰もが知っていることだ。彼らは極めて競争力が高く、様々なスタイルで戦うことができる。そのうえ、個々の力で局面を打開できる素晴らしい選手を複数揃えている。昨シーズンのリーガを制した王者が待ち構えているのだから、我々にとっては当然ながら厳しい試合になる」
一方、この試合でDFイニゴ・マルティネスとDFヨン・アンソテギの両センターバックを揃って欠くことについて、「運が悪いことに、我々は2人の重要な選手が出場停止となってしまった」と嘆いたモイーズ監督だが、マラガと1-1のドローに持ち込んだ前節に続くアウェーでの勝ち点獲得に期待を寄せた。
「彼らは最も倒すのが難しいチームの1つだ。しかし、我々は勝利を目指してビセンテ・カルデロンに乗り込む。それを実現するためには、キックオフから厳しいプレーを見せなければならない。そのうえで、コンビネーションからチャンスを作るという自分たちのフットボールができることを期待している。2試合連続で難しいスタジアムでポイントが取れれば、文句のつけようはないだろう」
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