復帰後リーガ初得点のトーレスにシメオネ監督「もっと期待している」

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 リーガ・エスパニョーラ第28節が21日に行われ、アトレティコ・マドリーはヘタフェと対戦し、2-0で勝利した。試合後、アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、同クラブ復帰後リーグ戦での初ゴールを決めたFWフェルナンド・トーレスについて語った。スペイン紙『マルカ』が同日に伝えている。

 1月に約7年半ぶりに古巣のアトレティコ・マドリーに復帰したトーレス。コパ・デル・レイではレアル・マドリーとバルセロナ相手に得点を決めていたが、ヘタフェ戦で開始3分に先制弾を決めて、復帰後リーガ初ゴールとなった。

 シメオネ監督は試合後、先制点を挙げて4試合ぶりの勝利に導いたトーレスについて「プレーは良くなっている。チームメイトともうまく連携をとっているが、彼からはもっと要求している。彼のパフォーマンスは特定のレベルに達していた。だから彼にはもっと期待している」と、まだ以前のレベルに戻っていないと厳しく評価した。

 また、同監督はヘタフェ戦で先発から外したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンにも言及。「もし私たちがリーガのタイトル争いに参戦したいなら、全ての選手が良いプレーをすることが重要だ。だからトーレスや、ここ数試合で以前のようなパフォーマンスが出せていないグリーズマンから、もっと要求することも大切なんだ」と、トーレスやグリーズマンの活躍が必要だと語った。

 そして、リーグ戦4試合ぶりの勝利となったアトレティコだが、シメオネ監督は「私たちはまだリーグで戦えているし、2年連続でヨーロッパのベスト8にも入った。アトレティコの歴史の中では珍しいことで、とても大事なことだよ」とコメントしている。

 アトレティコ・マドリーは次節、4月4日にアウェーでコルドバと対戦する。

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