激闘を制したシメオネ監督「フットボールは一瞬で変わるから面白い」

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 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグが17日に行われ、アトレティコ・マドリーはレヴァークーゼンと対戦した。チームを率いるディエゴ・シメオネ監督が試合後の会見に臨み、クラブ公式HPがコメントを伝えている。

 ファーストレグでは0-1の敗戦を喫していたアトレティコだが、27分にMFマリオ・スアレスが先制点を挙げた。その後、延長戦を含めた120分でも決着はつかずPK戦に突入。これをアトレティコが3-2で制し、準々決勝へと駒を進めた。

 シメオネ監督は「ファーストレグはアウェーで、チアゴ・メンデスが退場した。その中で2点目を奪われることなく守り切った」と、勝ち抜けの要因がファーストレグにあったことを語ると「今日はとてもタフな試合だった。選手たちはいつも向上心を持っていて、私はそれを誇りに思う」と、選手たちを称賛した。

 また、GKミゲル・アンヘル・モジャが負傷したことにより、途中から試合に入ったヤン・オブラクがPK戦で大活躍したことついては「フットボールは一瞬で状況が変わるから面白い。オブラクはグループステージの開幕戦、ギリシャでの試合で非常に酷評されていたが、今日はこの難しい試合を戦いきった。GKコーチはずっと相手が疲弊しているとオブラクに伝えていた。1本目のPKを止めたのはそのおかげだと思う」と、GKコーチがPK戦での勝利に貢献していたことを明かしている。

 そしてシメオネ監督は「私はこのチームを非常に評価している。とてもハードに働き、決して諦めず、いつも向上心をもっている。今日もまた、それを見せることができただろう。ヨーロッパのベスト8に再び残ることは難しかった。観客も素晴らしかった。我々はこれからも同じ情熱と喜びを持って戦わなければならない。上手いチームではないから、常にベストを尽くさないといけない」と結果を振り返ると、最後に「土曜日のヘタフェ戦も、今日と同じようなスタジアムの雰囲気、情熱が必要だ」と、次のリーグ戦でもサポーターの協力を求めている。

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